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開業医としてクリニックを運営していくと、診療以外にも「経理・税金・資金管理」など、経営に関わる業務が一気に増えます。開業直後は特に、設備投資や人件費などの支出も多く、資金繰りや税金の負担が想像以上に重く感じることもあります。
そのような状況で重要になるのが、税理士の存在です。税理士は単に確定申告を代行するだけではなく、クリニック経営の数字を整理し、税務リスクを抑えながら、将来の意思決定を支える役割も担います。
この記事では、開業医が税理士に依頼すべき理由、具体的に任せられる業務、失敗しない税理士の選び方まで詳しく解説します。
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目次
開業医が税理士をつけるべき理由は、大きく分けると「時間の確保」「税務リスクの回避」「経営判断の精度向上」の3つです。医療の現場に集中しながら、クリニック経営を安定させるためには、数字を味方につける必要があります。
開業医は、診療だけでも多忙になりがちです。さらに、レセプト業務やスタッフ対応、院内オペレーションの整備など、日々判断することが山ほどあります。
その中で、領収書の整理や会計ソフトへの入力、毎月の試算表チェックまで自分で行うのは、現実的にかなり負担が大きいです。税理士に依頼すれば、会計・税務の作業時間を減らし、本来注力すべき診療や患者対応に時間を使えるようになります。
開業医は売上規模が大きくなりやすい一方で、税務処理が複雑になりやすい職種でもあります。たとえば、同じ「経費」に見えても、処理方法によって税務上の扱いが変わることがあります。
自己判断で進めてしまうと、経費計上のミスや申告漏れにつながる可能性があり、結果として税務調査時に説明が難しくなることもあります。税理士をつけることで、処理の正確性を高め、不要なリスクを避けやすくなります。
「節税=税金を減らすこと」と考えがちですが、実際は資金繰りとのバランスが重要です。節税を意識しすぎて支出が増えると、手元資金が減り、いざという時に動きづらくなるケースもあります。
税理士に依頼することで、税金だけでなく、キャッシュ(現金)の残り方まで踏まえて提案を受けられるため、無理のない形で経営を整えやすくなります。
開業医が税理士に依頼できる内容は、確定申告だけではありません。クリニックの状況に合わせて「どこまで任せるか」を決めることで、負担を減らしつつ経営の精度を上げられます。
領収書や請求書、通帳の入出金などをもとに、会計データを整える業務です。毎月の記帳が整うと、売上や経費の推移が見えるようになり、経営の判断がしやすくなります。
また、帳簿が正しく整っていることは、税務調査対策としても重要です。
「なんとなく儲かっている気がする」状態は危険です。税理士が月次で試算表を作成すると、利益が出ているのか、経費が増えすぎていないか、人件費比率は適正か、といった経営状態を早めに把握できます。
数字が見えるようになると、広告費を増やすべきか、設備投資のタイミングはいつか、スタッフ採用が可能かなど、判断が明確になります。
個人開業医の場合は確定申告、法人の場合は法人決算が必要になります。税理士に依頼すれば、申告書の作成だけでなく、必要書類の整理、税務上の注意点の確認までまとめて進められます。
特に、売上が伸びてくると税負担も大きくなるため、「申告の正確性」と「節税の設計」がより重要になります。
開業医は売上が増えたタイミングで、税金が一気に重く感じることがあります。税理士は、利益の見込みを踏まえながら、過不足のない節税を設計してくれます。
たとえば、設備投資の考え方、役員報酬の設定、保険の扱い、将来の法人化の検討など、選択肢を整理した上で提案を受けられるのがメリットです。
開業医にとって「法人化」は大きなテーマです。法人化によって税率や社会保険、役員報酬の設計などが変わるため、節税だけで判断すると失敗することもあります。
税理士に相談すれば、現在の利益水準や今後の展開(分院・採用・投資計画)を踏まえ、法人化の適切なタイミングを検討しやすくなります。
税務調査は、誰でも不安になるものです。ただ、重要なのは「調査が来るかどうか」ではなく「来た時に説明できる状態かどうか」です。
税理士がついていれば、日頃の帳簿整理の段階から調査に耐えうる状態にしやすく、当日も税理士が窓口になって対応できます。
開業時はもちろん、機器の導入や内装の更新、採用強化など、クリニック経営では資金が必要になる場面が定期的に出てきます。
税理士が数字を整理し、事業の説明ができる形に整えることで、融資を検討する際の準備が進めやすくなります。
税理士なら誰でも同じ、というわけではありません。開業医の場合は「医療の実務に慣れているか」「経営の話ができるか」が特に重要です。
開業医の税務は、一般的な事業と比べて相談内容が独特です。医療業界の顧問実績がある税理士だと、話がスムーズに進みやすく、必要な視点も漏れにくくなります。
節税は大切ですが、節税を優先しすぎるとキャッシュが減ることもあります。利益、税金、手元資金のバランスを見ながら提案できる税理士かどうかを確認するのが安心です。
開業医は時間が限られています。「質問した時にすぐ返ってくる」「説明が分かりやすい」「話が通じる」という要素は、実務上かなり大きいです。
顧問料の中にどこまで含まれるかは、税理士によって差があります。記帳代行の有無、面談回数、年末調整、申告料など、契約前に範囲を確認しておくと安心です。
税理士は「忙しくなってから探す」のではなく、早めに相談できる状態を作っておく方が安心です。
たとえば、以下のタイミングは税理士への依頼を検討しやすいポイントです。
・開業準備中(融資・開業費・経費整理が必要)
・開業直後(経理フローを固めたい)
・売上が伸びてきた(節税・法人化を検討したい)
・スタッフ採用が増えた(給与や支払いが複雑になった)
・設備投資を考え始めた(資金繰りを含めて判断したい)
特に開業前後は「最初の設計」でその後の負担が大きく変わるため、早めの相談が効果的です。
開業医の税務・会計は、確定申告や記帳といった作業だけでなく、節税の判断や法人化の検討、資金繰りの見通しにも直結します。
税理士に依頼することで、日々の経理負担を軽減しながら、数字をもとにした経営判断がしやすくなり、診療に集中できる体制づくりにもつながります。特に開業前後や売上が伸びてきたタイミングでは、早めに専門家へ相談しておくことで、後からの修正コストを抑えやすくなります。
税務や経営面でお悩みの方は、まずは無料で相談できる千代田税理士法人までお気軽にご相談ください。